結婚式のしきたり《北陸・東海》
マナリゾートのブログをご覧のみなさん、こんにちは
前回に続き地域によって違う結婚式のしきたりをご紹介しまーす
新潟県
「松の葉」や「籠盛り」など、独自の引出物文化あり!
引出物として、「松の葉」と言われる名刺代わりのタオルやハンカチを入れたり、「籠盛り」と言われる果実やハムなどを入れた籠など、独自の縁起物を贈るしきたりがあります。
長野県
披露宴のお開きにバンザイ!
披露宴のお開きに新郎父の音頭でバンザイをし、新婦父の音頭で返す「バンザイ返し」は北信地方に多い習慣。
また、料理に蕎麦を入れる人がいたり、プチギフトには七味唐辛子を贈る人も多いです。
静岡県
山あり海ありで地元静岡をアピール!
静岡は山あり海ありのエリア。
引出物では「鰹節」や「お茶」を使った引菓子が手番。料理も海産物をたくさん取り入れた和洋折衷が多いです。
地元愛が強く、県外から来たゲストにも静岡をアピールします。
愛知県
一生に一度の結婚式、お金と手間は惜しみません!
紅白幕を掲げたトラックで嫁入り道具を運ぶ「荷送り」や「菓子まき」などのしきたりがあります。
富山県
結納の豪華さは日本一!「特大かまぼこ」も名物
豪華で品数豊富な結納品に加え、着物やネックレスなど高価なお土産を持参したり、新郎側に結納引出物を用意するしきたりがあります。
鯛など「細工かまぼこ」の引出物も定番。
石川県
大量の引出物にびっくり!
披露宴で、招待客以外も参加できる「軽食付き席」を設ける風習がある地域も。
引出物はカタログギフトでも食器や五色饅頭、果実、赤飯などを加えて重くします。
福井県
饅頭まきでご近所におすそ分け。
結婚式当日、新郎宅の2階から酒饅頭などをまく「饅頭まき」の風習が残っていますが、今は手渡しする人が多いようです。
「嫁入り道具」を運ぶガラス張りのトラックも北陸三県で今なお見られます。
岐阜県
近隣の方へお菓子をまく。
減りつつありますが、嫁入り当日、新郎宅で行う「菓子まき」はいまだ健在。
新郎新婦の「名入り熨斗」でタオルや箸置きなど「名披露目」を贈る習慣は愛知県も共通。
三重県
結納時に「傘」や「下駄」を贈る!
呉服細工付きの結納品や「荷造り」など、愛知県同様の風習がある。
女性本人に「傘」と「下駄」や「草履」を贈る「迎え傘と迎え下駄」のしきたりが残る地域もあります。